僕はもやしっ子だ。運動が苦手で体育の授業がある日は憂鬱だった。だがどういうわけか10年以上経った今、僕の部屋にはダンベルやランニングウェアが置いてある。

20代になった僕は日々筋力トレーニングやランニングを行うようになっていた。そこには体育の時に抱えていた憂鬱はどこにもない。あるのは充実感だとか達成感みたいな言葉だ。

なぜそう思えるようになったか、それはまず自分のペースで運動を行えるようになったからであろう。

昔から同世代より一回り体が小さい僕は、周りの運動についていけなかった。だから小中学校のころクラスメイトが楽しそうに体育をしていることが理解できなかった。

僕はランニングをしている時、今まさに10年程遅れながらも自分がようやく彼らがいた「そこ」に立ち、走り始めているのだと感じる。第二に「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉を信じざるをえなくなったからだ。

現に運動を始めてから疲れにくくなり、活力や積極性も増した。内にこもることしか知らなかった男がここまでの変化を示した日には。この至言が未だに残り続けることの意味をかみしめざるを得ない。

第三には、包み隠さず言えば筋肉は女性ウケが良いからだ。筋トレをし始めた男の例に漏れず私は少し太くなり始めた腕を女友達に見せたことがある。

「すごいじゃーん」と言われながらボディタッチをされてしまった初心な青年は筋トレを継続することを決心せざるを得なかった。
子供の身長が低い

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